底盤配筋
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本日は、神奈川県建築士事務所協会が主催の「新規開設建築士事務所講習会」に参加してきました。自分の事務所を開設したのは今年の4月なので、新規開設の講習会です。建築士事務所を運営していく上で、管理方法や経営方法、業務報酬算定などについて講義がありました。80人ほどの参加者だったのですが、今日参加していない人もいると考えると、今年神奈川県で新規開設した設計事務所は100以上あるということ。姉歯事件にサブプライム問題、リーマンショック、株価下落、円高などなど、今後も住宅新築市場は厳しい中、競争が大変そうです。講師の方もおっしゃっていましたが、生き残るには他とは違う自分らしさ、「この人だから頼みたい」と思わせるような仕事をしていかなければと、改めて感じました。今後も「+α」の提案を心かけていきたいと思います。
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週末に越後湯沢に行って来ました。行き先はペンションの菰(コモ)です。ここは学生のころからお世話になっているペンションで学生時代はスキーの拠点でした。オーナーは通称「学(ガク)さん」で、もともとは横浜で設計事務所をしていた方です。このコモの建物はガクさんのセルフビルドで建てられたものです。床のフローリングからお風呂の壁まで全て杉の板の無塗装で出来ており、杉の香りと肌触りが心地よい建物です。杉は柔らかい材料なので床には本来不向きですが、使い込んでいくと夏目(木の柔らかい部分)が凹んできて、木目がきれいに浮き上がってきます。色も濃い茶色に光ってきて、素足で歩くととても気持ちがよいです。杉は水にも弱く腐りやすいのですが、お風呂の壁に使われていています。すでに20年以上経っているのですが、湯沢の気候の特異性もありますが、換気をきちんとすれば、問題ないそうです。壁は漆喰塗りなので、杉と漆喰の吸湿性のおかげもあり室内はとても快適です。今回はガクさんの娘さんが建築関係に進まれたこともあり、「建築談議をしよう」ということで常連の建築関係者に集合がかけられました。新潟の地酒の「鶴齢(カクレイ)」を飲みながら、「設計とはなんぞや」なんて話に盛り上がり、楽しい一夜でした。
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朝から代々木上原の現場に行っていたところ、箱根の別荘の改修中の大工さんから連絡があり、「床の作業が今日終わるので見に着て欲しい」とのこと。「明日よりは今日のほうがいい」とのことで急遽代々木上原から箱根までバイクを走らせ行って来ました。東名高速の集中工事中なので、渋滞を予想していたのですが、行きはスイスイで代々木上原から1時間半で到着しました。以前にも書きましたが、地盤沈下とシロアリ被害によって床が下がっていたのですが、和室の床板を剥がしてみると地盤に大きな亀裂がみられました。残念ながらこの沈下は抑えることはできないので、沈下した分だけ、土台をジャッキアップして土台と基礎との間に無収縮モルタルを注入します。上手にジャッキアップしていただいたようで、和室の京壁も無傷のままでした。まだ紅葉には早いのですが、帰りは旧国道1号が混んでいて、さらに東名集中工事で小田原厚木道路と東名高速が混んでいて、クタクタです。お尻が痛いです。長距離向きのバイクに乗り換えようかな。
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リフォームの現場で、遅れていたお風呂のFRP防水の施工をしていました。1階部分なので、FRP防水までの防水性能は必要としないのですが、もともと洗面所部分を風呂に変更したため、風呂横の脱衣所や洗面所の床下地に水が回ると、下地を腐らせる恐れがあるので、FRP防水を行っています。FRP防水とは、繊維強化プラスチック (Fiber Reinforced Plastic) の略で、液状のポリエステル樹脂にガラスマットや不織布などの補強材を組み込み、下地に塗布・硬化させることで積層強化された被覆防水層を形成するものです。有機溶剤を使うので工事中はかなりシンナー臭いです。職人さんに聞くと、使用しているマスクをしていれば、臭いは気にならないとのことですが、室内での作業は大変そうです。
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住宅の完成見学会に行って来ました。昨日、鈴木アトリエの鈴木さんから電話を頂き、「今、見学会に茅ヶ崎まで来ているんだけど、見ておいたほうがいい。」とのこと。本日、急遽予定を変更して、バイクを走らせ、拝見してきました。設計者はスピリッツオフィスの井上さんです。扉を開けた瞬間に、「あ~、これはすごい。」と感じるお家です。細かいディテールまで上手に収められていて、ついつい細かい部分を見ていたら、井上さんから「細かい部分は後からゆっくり見てください。木を見て森を見ずになっちゃいますよ。まずは空間を楽しんで。」とお言葉を頂き、まずは内部をゆっくり体験してきました。玄関に接して通り土間があり、その一部分にちょっとしたテーブルがあって、ご近所の方などと談笑できるスペースがあります。奥まった部分に上手に鏡が使われていて、奥行きを感じることが出来ます。通り土間奥に寝室があるのですが、併設するウォークインクローゼットと曖昧な障壁で区切られていて、玄関からの目線が区切られています。2階に上がるとリビングの吹き抜けとサンルームとの間にでて、リビングの空間を見上げ、足が止まります。造り付け家具が完璧とも思える関係で納まっていて、空間全体の完成度がかなり高いことが分かります。空間の構成だけでなく、サンルームの日よけや戸棚など、細部の細工も熟慮され仕上がっており、抜け目なしの仕上がりです。きっとこれを施工した方はかなり苦労されたことと思います。私もいつかこのような完成度の高い住宅を設計できるようにこれからも一層の精進をしていかなければと改めて感じました。
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今日は住宅瑕疵担保履行法に伴う責任保険の講習会に参加してきました。新築住宅については8年前に「住宅品質確保法」(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が施行され、売主、請負人に対して10年間の瑕疵担保責任を負うことが義務付けられていましたが、姉歯事件でヒューザーが倒産することによって、法律で瑕疵の内容と瑕疵担保期間を定めても、責任を負うべきものが居なくなってしまうと意味をなさないことが分かって、今度は倒産しても消費者保護を行うべく、「売主、請負人は強制的に保険に入りなさいよ!」っていうものです。誰も責任をとれなくて、行政も責任を持てず、結局は「保険」という形となりました。(保険だけでなく供託金を積むことも可能ですが、年間500棟以上販売する大手にしか適用されないので、ここでは話は「保険」だけにします) 保険金は、売主、請負人が負うのですが、ディベロッパーや施工者が身を削って保険金を出すわけも無く、結局は販売価格や施工費に上乗せさせるのでしょうから、建て主の負担が多くなってしまうと思います。今までも任意で住宅性能保証というものがあって、心配な人は各自の判断でこの保証を受けていたのですが、住宅瑕疵担保履行法の施行に伴い、強制的に保険に入らなくてはいけなくなったようなものです。一般的な戸建住宅で一棟あたり7万円くらいの保険料が必要になります。なんだか理不尽な感じがします。
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リフォームの現場で家具の取り付けが始まりました。家具だけでも数百万円の規模なので、取り付けをする家具の職人さんだけでも6人来ていました。明日はさらに3人増えるそうです。そのほかにもYAMAHAのシステムキッチンの取り付けも同時に行っており、大工さん、電気屋さん、左官屋さんも現場に入っており、現場は大賑わいでした。工期も厳しい状況なので、緊迫感が伝わってきますが、これだけ大勢の人が入っている現場は活気があって、(申し訳ないですが)現場に居て楽しくなってきます。もちろんこれだけ人が入るといろいろ進んでいくので、ちょっと目を離した隙に次々に仕上がっていきます。図面通りで進んでいくのもいいのですが、図面通りが正しいとも限りません。どうしても現場で調整しないとうまく納まらないことも多いです。今日一日現場に居て、造っているそばから取り付け位置や収め方などいろいろと口を出させていただきました。これからが頑張りどころです。11月8日(土)に見学会を開く予定です。皆様ご都合よろしければ是非お越しください。
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皆さんご存知の通り、一時13ゲーム差をつけて首位独走していたタイガースが優勝を逃してしまいました。毎年シーズン中には、応援に何度か行っていたのですが、今年は事務所開設もあり、なんだかんだと忙しかったので、一度も応援に行かずに過ごしてしまいました。そんな怠惰な気持ちがいけなかったのか、絶対優勝間違いなしだったのが、逆転されてしまいました。優勝が決まるかどうかというころに、西宮の叔母が亡くなり、昨日今日と西宮に行って来ました。甲子園球場まですぐ近くの土地柄、タイガース一色の街も心なしか寂しく感じました。当然ながら叔母も大のタイガースファンでした。阪神の優勝を信じて、それを確かめる前に亡くなってしまいました。来年は娘を連れて応援に行こうと心に誓いました。
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工事中の現場に見学に行ったら丁度壁の漆喰を塗っているところでした。漆喰といってもいつもとなにか違う。左官屋さんに聞くと「土佐漆喰」とのこと。石灰の匂いがプンプンしてます。色もよく知っているいつもの漆喰と違って黄色っぽくて、鏝仕上でなく、刷毛引き仕上になっていて、スサが混ざっています。どうやら糊の代わりにスサが入っているらしい。見た目も性能も良さそうなので、「今度使おう」と話をしていたら、職人さんから「勘弁してくれ」とのお返事。というのも、漆喰や珪藻土など湿式の仕上材料は、木材に付くと灰汁(あく)が出やすく、周囲の木材が変色することがあるのですが、この土佐漆喰は灰汁がすごいとのこと。値段もいいらしい。しかし、興味のある材料です。
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現場工事中での設計変更って基本的には無い方がいいですが、どうしても変更って生じてしまいます。お客さんの要望であったり、施工の問題であったり、設計者のわがままだったり理由はいろいろです。特にリフォームの現場は、設計図通りにできることは稀で、現場で納まりを考えることも多くなります。設計図は着工時に製本されたものがありますが、現場が終わることには書き込みが一杯で、ボロボロになります。現場段階で内観図や納まり詳細図を描くことも多いので、このように新しく描いた図面は現場に貼っておくようにします。工事の関係者は多いので、こうしておけば後から来た職人さんも変更を知ることができます。設計監理者としては、電話で問い合わせがあったときに「現場に図面貼ってあるでしょ」の一言で済みます。今日の現場での変更は「設計者のわがまま」もありますが、お客さんにとってもメリットがあり、施工的にも納まりがよい変更なので許してください。m(_ _)m
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以前に現在リフォーム工事中の現場で幅広チークフローリングを採用した話を書きましたが、小世帯となる2階部分は幅広のアッシュフローリングを採用しています。本日現場に行くと、ちょうど2階リビング部分の床の施工中でした。この床材料は東京工営という会社のエナジーフローリングというフローリングで、化学薬品を使用せずに熱乾燥処理によって高温の床暖房に対応したものです。幅も130mmあり、目も詰まっていて高級感があります。乾燥処理の過程で燻煙されるためか、燻製のようなとてもよい香りがします。珪藻土の壁に白色塗装の家具にとってもマッチする床材料と思います。幅広チークほどではないですが、お値段もいいお値段です。施工中のフローリングは傷が付かないように、施工した部分から順番に床養生のベニヤ板とシートで隠れてしまっていきます。床の養生を全部剥がして床全体を早く見てみたいです。
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やっと朝から青空です。石垣島からフェリーでたった10分の竹富島にやってきました。白砂の道路に珊瑚石灰岩の石垣に赤瓦の屋根の民家、屋根の上には表情豊かなシーサーが載り、通りにはブーゲンビレアなどの花々。写真で見たそのままの街並みです。沖縄の古き良き町並みを残す竹富島の集落は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、家の建替え、修繕にいろいろな規制がかけられています。家の造りは、夏の日差しを遮るための軒を出してはいますが、台風に耐えるため、軒は低くおさえ、代わりに家の周囲に背の高い石垣を積み上げ強風に備えています。瓦も漆喰で固めてあり、強風で飛んでいかないようになっています。玄関はなく、そのまま居間に面しており、夏の風通しをよくするため、掃きだし窓は開け放てるようになっています。このままだとプライバシーが確保できないので、通りに面した窓の前には、目隠しと邪気が入らないようにする塀のようなものがあります。通りや敷地にまかれた白砂は、低く出た軒のせいで暗くなりがちな部屋を明るくする役目もあるそうです。家を構成するすべての要素それぞれが理にかなったもので、何一つとして無駄が無く、設計をしている身として、「家のあり方」を改めて考えさせられました。本日は竹富島の民宿に宿泊です。
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